明けましておめでとうございます。
新年最初のエントリーは新潮文庫の『海馬 -脳は疲れない-』についてです。
不思議なタイトルにひかれて購入しましたが、脳について分かりやすく語られていて大変面白かったです。第一に感じたことは、糸井さんってとても賢い方だなということ。脳の専門家である池谷さんとのやりとりに無理がありません。
一番印象に残ったところは、第四章の『言葉の呪い』です。簡単に言うと、「自分が言ったことは良いことでも悪いことでも現実になる」ということです。自分が確信したことはその通りになる、ともいえるでしょうか。このような考え方は他の書籍でも見ることがありますが、とても大切ですね。自信や誇りにつながりますから。
あと、脳細胞はおよそ一秒に一個のスピードで減っているそうです。全く実感ないですネ…。